2022年11月開催|第6回モルタル造形講習会のご案内

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ご好評をいただいている講習会を、約4年ぶりに開催することになりましたので、受講者を募集いたします。

この講習会では、造形初心者の方にも短期間でプロならではの技術やコツを学べるよう、ギルトバンク(セメントメーカー)主催でのモルタル造形・エイジング塗装の講師経験も豊富な熟練技術者による、充実したカリキュラムが組まれています。

今回は、石積みと木と鉄錆をテーマにします。講師の指定するものとは異なる構成に挑戦することもできます。

講習会を通じて技法やツールとしての造形の魅力を知っていただき、皆様の仕事の拡充に広く役立てていただきたいと思います。興味のある方はぜひ一度、ご自分の手で触って造り、モルタル造形とエイジング塗装の魅力を体験してみてください。

SATOKEN モルタル造形講習会
石積みと木と鉄錆

〈開催日時〉
2022年11月25 日(金)モルタル造形      9:00~17:00目安(8:30集合)
    11月26 日(土)エイジング塗装     9:00~17:00目安(8:30集合)
※2日間のプログラムです。1日のみの参加はできません。

〈講習内容〉
2日間にわたってモルタル造形とエイジング塗装の実技制作を行います。
《石積みと木と鉄錆》というテーマに基づいて、古城の外壁のイメージを目指します。開催日までに、ぜひイメージを膨らませて来てください。 また、下地に関する資料もお渡ししますので、当日の実習と合わせてモルタル造形をされる際の参考にお使いください。

〈開催場所〉
当工房:〒300-1546 茨城県取手市岡180-2-2 駐車場有り(4台~5台)
◎電車でお越しの場合:常磐線取手駅(上野駅からは約45分・大宮駅からは約75分・横浜駅からは約85分)、または関東鉄道常総線寺原駅(どちらの駅でも車で送迎します)。
◎車でお越しの場合:常磐道谷和原(ヤワラ)ICから約30分。国道6号線上り車線の「酒詰」交差点から約10分、下り車線の「国道294号入り口」交差点から約10分。

〈必要事項〉
◎受講料(1人):38,000円(税込/昼弁当・飲み物付き)
※移動・宿泊費などは自己負担。

◎定員4〜6人
※定員に満たない場合は講習会を中止する場合があります。
※定員になり次第募集を終了しますのでご了承ください。
 中止の場合は、11月19日中にお知らせします。

11月19日(土)までに参加希望者氏名・人数等をお知らせいただき、受講料および道具を購入される方はその購入代金も含めた費用をお振込みください。

◎キャンセルについて
*キャンセルは4日前(11/21月)までにお知らせください。3日前(11/22火)~当日のキャンセルについては、受講料の30%のキャンセル料をいただきます。
*3日前(11/22火)~当日のキャンセルの場合、道具購入代金の返金はできません。後日、元払いにて購入された道具を郵送します。

◎製作したパネルについて
制作したパネルを当日(土曜日)持って帰る方は車でお越しください。後日郵送の場合は別途梱包・郵送料がかかります。*郵送先により金額が変わりますのでお問い合わせください。

◎手道具(下記写真参照)をご持参下さいエイジング塗装に必要な道具(豚刷毛等)はこちらで用意いたします。

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モルタル造形用道具例(ご相談の上、必要な方は事前にご相談・ご購入頂けます。)
※初心者の方は必ず事前にご相談下さい。最低限のおすすめセットをご用意します(税込20,000円)

beginersetおすすめセット(サービスで造形ツールのエッジの研削加工します)

◎汚れても良い作業着を着用してください。

〈お申し込み・お問い合わせ〉
下記フォームよりご連絡ください。
お申し込みの際は、「お問い合わせ内容」にて、
①参加人数 ②道具購入の有無 ③利き手 について必ずお知らせください。お問い合わせ・道具購入だけでも大丈夫です。

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個人宅の壁をモルタル造形しました。

今回は常総市のS様邸にて石積み風のモルタル造形工事を行いました。
玄関入ってすぐの吹き抜けの壁に、一面石積みというインパクトのあるデザイン。
同じ形がない様々な形の石をランダムに積む「乱積み」という積み方で、色は綺麗過ぎないようにとのご要望で、周りの色と調和した灰色と茶系の混在した色合いにしました。

あるキャラクターに似た石をご要望で配置しました。こんな遊び心も造形の良い所。

リビングからのビュー
玄関のアプローチ
様々な石の表情や色合い

今回の製作動画をYouTubeに載せましたので、興味のある方はぜひそちらもご覧ください。
リンク先:https://youtu.be/vwL0GnfZja8
SATOKEN工房の他の製作動画はこちら
→モルタル擬岩製作動画:https://youtu.be/6aDwSpphWUU
→製作動画「猫形花瓶」:https://youtu.be/HModR3UMSZY

モルタル擬木:モデルハウス

先日、守谷市中心に工務店をしている壁工房さんのモデルハウスに擬木を設置してきました。社長の須賀さんは戸建てには必ず造形かアートな物を入れたいという強い思いを持っておられる方で、以前造形の講習会にも参加されていた造形に熱心な方です。
この木は猫が遊ぶのを設定にしています。実際には、所々足場になる場所に板があった方が猫は歩きやすいと思います。表面はモルタルなので爪程度では簡単には壊れません。

私も以前より思っている事ですが分譲マンションでも注文住宅でも、買う時や買った後でもっと”好みの仕様にして暮らす空間を楽しく心地いい場所にしたら良いのに”。
壁紙やめて塗装や造り物にしたら良いのに、・・と。

そういう業者と方法がここにあります。
しかし、それを知ってもらうためにより多くの新しい提案が必要な気がしています。
この擬木もそのうちの一つ。わくわくした気持ちになったり部屋のアクセントになったり。
毎回言いますが、形や色は好みに合わせて変幻自在です。

仙台イオン ヒゲパンダ造形

先日宮城県仙台市内のイオンタウンにて、「ヒゲパンダ」なるキャラクターをフューチャーしたお店でモルタル造形を製作してきました。
これから様々な形態で全国展開する予定だという「ヒゲパンダ」、いつもはリアルな表現ばかりの造形なので、今回の漫画風表現のモルタル造形がとても新鮮でした。実は普段からリアルではないものを造りたい、”上手い”より”楽しい”とか”ワクワクする”物造りを考えていたので、そういう意味でもいい経験になりました。
型にはまらない自由さを表現できるのが造形の1つの魅力です。もっと新しい造り方や形をデザイナーさんやお施主様などと模索していきたいと思います。

珍しい「ウニユッケ」なる美味しい仙台牛料理と地酒も堪能してきました。

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モルタル造形講習会(第1回):講習の様子

6月1・2日にSATOKEN工房にてモルタル造形講習会を開催しました。
塗装業、看板業の20代からベテランの方まで計6名の方が参加してくださいました。

第1回目ということで、通常業務の中での初めての準備・開催で至らない点もあったかもしれませんが、講習生の皆様お忙しい中ご参加ありがとうございました。

茨城県の塗装屋さんが多い中、神奈川県の看板屋さんの女性がお一人参加くださいました。なんと勇気のある方。モルタルは初めてながら以前より造形に興味があったようで思い切って参加されたとの事でした。他にも初めて造形をする方も勿論いらっしゃいましたが皆さん四苦八苦しながらも頑張っていました。終了後にはそれでもまだやり足りないという声が多かったです。2日間で造形の”感じ”が掴めたでしょうか。

今後、多種多様な講習会を開いていきたいと思っています。「エイジング塗装に特化したものがいい」「モルタルだけやりたい」「溶接やFRPもやりたい」など様々なご要望もありました。
基本を押さえることも大事ですので、スタンダードを繰り返しつつ少人数で特化した内容の回も作っていこうかと考えていますので、是非様々なご要望をお待ちしています。

次回は、7月下旬頃を目指して他業務と調整中です。
(代表:佐藤)

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講師:完成作品

 

初めまして 造形屋SATOKENです

この度、ようやくホームページが完成しました!

まず、名刺を含めホームページを作ってくれた大学の友人でデザイナーの中 新(Lallasoo Poopo Lab.)さんとプロフィール写真などを撮ってくれた写真家の圓井義典さんにこの場を借りて感謝します。ありがとう。

そして、初めての方に向けて簡単に”造形屋”を説明します。

その名の通り形を造る仕事です。 とは言っても幅は広く、舞台の美術さんの様な人から工場で発泡スチロールでキャラクターを削る人や現場でエージングをする人、壁にだまし絵を描く人、鉄で飾りを溶接して造る人、モルタルで岩風に彫刻する人、模型を造る人、等々色々な仕事があります。(大雑把にくるめて造形業)

あまり目にしないし、造った形跡をなるべく残さない様にしますので、物によってはそれが行われたかどうかすら気がつかないことでしょう。 ですから特殊で、誰でもすぐ出来る類の仕事ではありません。しかしながら非常に面白い技術であります。 そんな造形という仕事をもっと身近に知ってほしいし、もっと活かしてほしいと思いホームページを作りました。

このブログでは、そんな造形のちょっとマニアックな部分やこだわり、思いなどを時々綴ります。

初めての個人の方も、プロの依頼もお気軽に相談してください。(お問い合わせから)

SATOKEN 代表  佐藤 健