来週神戸へモルタル仕事の出張なので、久しぶりに道具の手入れをしました。
これが造形屋のモルタル用手道具一式です。全てではありません、最低限必要な物です。 特に左官屋と違うのが、細かい造り込みをするときに使うツール(右中)でしょうか。和鏝よりも少し柔軟性があるのと取っ手の付き方が特徴で、職人それぞれが好みに合わせて平たい板の部分の形を自分で加工して使います。値段は高くありませんが海外物なので何処にでもは売ってません。<(株)ギルトバンクで購入出来ます>
来週神戸へモルタル仕事の出張なので、久しぶりに道具の手入れをしました。
これが造形屋のモルタル用手道具一式です。全てではありません、最低限必要な物です。 特に左官屋と違うのが、細かい造り込みをするときに使うツール(右中)でしょうか。和鏝よりも少し柔軟性があるのと取っ手の付き方が特徴で、職人それぞれが好みに合わせて平たい板の部分の形を自分で加工して使います。値段は高くありませんが海外物なので何処にでもは売ってません。<(株)ギルトバンクで購入出来ます>
3・4月に北海道伊達市の第二名水亭ホテル様において造形工事を施工しました。
先日、個人邸に擬木でキャットウォークを設置してきました。
猫をこよなく愛するお客様がホームページを見て下さり、自宅リビングの吹き抜けに猫が自由自在に歩き回れる道を擬木を使って造って貰えないかという依頼でした。
動物が歩くという事で当初は鉄筋下地で考えましたが、新築ではないため溶接は現実的に施工が困難という事で、発泡スチロールの表面にモルタルで造形という仕様になりました。これはまた初めての事なので、お客様と猫の生態を考えながら枝の角度やステップの場所などを試行錯誤し現調と仮組みを繰り返しました。難しい問題も多々ありましたが唯一無二の物が完成しました。
お客様も大変気に入って下さいましたし、猫ちゃん達も恐る恐る歩きながら次第に慣れて数分の間にはくつろぐ様子も見られました。私も飼い主様も一安心。ただ幼い子は慣れた時が怖いと飼い主様も仰っていたとおり、翌日はしゃいで落ちたりしたそうで、その後調整に伺いました。
既製品や簡単な木の棚が多い中、固定観念にとらわれず自由な発想で、自分の家や飼っている猫ちゃんに合わせたオリジナルの物が造れるのが造形の良いところです。