個人邸の壁を造形

都内某所の個人邸のリビングルームの一角にブリック&プラスターを造形。

既存でブリックが貼ってあったのだが、白モルタルでプラスターを上にのせて剥がれた風に表現。 なおかつ既存ブリックの色が嫌だという事で手を加えて全体エージング。ブリックもモルタルで造りたかったけど今回は時間がなく断念することに。漆喰剥がれで注意する点は、レンガと漆喰の面積の比率と剥がれた輪郭の形が不自然にならない事。お客様の注文に合わせつつバランスをとるのが意外に難しいんです。今回はレンガが全体面積の半分になるようにとのご注文。大きく半分くらいにするのか散らして約半分に見せるのかなど好みが別れたりするので先にヒヤリングしておくと後がスムースに運びます。あとは室内なので汚し過ぎない事ですね。

今回の御宅はこの他の壁もモルタルやペンキを塗ったり、照明や家具もこだわったオシャレな物ばかりの素敵なお家でした〜。オーナーさんも気に入って頂けたようなので良かったです。

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Benjamin Moore様と契約

先日、アメリカの塗料メーカー”Benjamin Moore Japan”様と契約をさせて頂きました。

私の造形などの経験・技術等が、塗料販売に貢献出来る可能性があると評価されて、この度青山フラッグシップショップにおいてウィンドウディスプレイを企画・展示させて頂きました。今後も定期的に発信していく予定になっています。ホームページにリンクも貼っていますので、Benjamin Moore Japan様のホームページやこちらのブログなどでチェックしてみて下さい。

この企画は、塗装と造形の可能性を追求するのを目的に、一流の塗料とプロの造形技術でどんな表現が可能なのか、また今までになかったような表現で新たなスタンダードの定着を試みつつ、一般の住宅や店舗・マンションの壁などに応用できる表現で今後の両社の発展を目的にした試みです。

今回は、店舗内のレッスンブースを利用して、ビルの外観のレンガ壁から中まで繋がってる感じにしたら面白いんじゃないかという事でメーカー様の発祥の地でもあるブルックリンをイメージしたレンガ壁を中に立体で造り、目が錯覚するようにしました。そして壁には、ネオン管が発光してるかのように塗装したフェイクで、造った感も少し漂わせて目を引くようにしました。ちなみに、ネオン管の背景のレンガはベニヤに描いてますのでだまし絵です。

勿論こうする事で以前よりも通行人の視線がウィンドウに集まり集客に繋がる事が予想されます。

ジョイフル本田さんにサンプル壁設置

先日、ジョイフル本田千葉ニュータウン店さんのエクステリアコーナーに、ウチが造形した壁を置いて頂きました。

今回は、漆喰が剥がれて中のレンガ積みが見えてるという洋風な仕様です。小窓がワンポイント。玄関先の表札代わりに、また庭の一部にいかがでしょうか?

下地はブロック積みで、割れ防止にメッシュを伏せ込み、モルタルで造形し、塗装します。ブロックが積める場所ならもちろん、他の方法もありますので、様々な場所や形が表現可能です。

これから地元での仕事が増えるといいなと思ってます〜。また、荒川沖店でも設置をさせて頂くような予定になっておりますので、次回をまたお楽しみに。